5月23日・24日の2日間、那須農場支援活動が行われました。今年度より男子部55回生、女子部75回生南沢会委員が担当しており、今回で2回目の支援活動となります。
今回は大人25名、中学生1名、小学生1名、総勢27名が参加しました。
竹林伐採や牛舎作業、牧草収穫などの支援労働に加え、「知ること。伝えること。」をテーマとしたミニトークやBBQも実施。また、RO農法探求グループの学生による活動報告も行われ、農場を舞台にした学びや探求について共有していただきました。
那須農場の歩みを知り、世代を超えて共働しながら、自由学園の教育の魅力を改めて感じる2日間となりました。
特別企画:「知ること。伝えること。」
[第1回]那須農場の歩みを知るミニトーク(話し手:幼方先生)
今回から新たな取り組みとして、「知ること。伝えること。」をテーマにしたミニトークをスタートしました。
支援には卒業生、在校生保護者、その子どもたちが参加しています。しかし、那須農場がどのような歴史を持ち、どのような人々によって支えられてきたのかを知る機会は決して多くありません。
そこで、那須農場の歩みや支援の背景を共有し、その意義や思いを次の世代へ伝えていくことを目的に、この企画を始めました。

第1回は幼方先生に、自由学園と那須農場の歩みについてお話しいただきました。
羽仁吉一が教育の場として那須の土地を求め、1941年に農場を開設してから震災直後までの歴史を、当時の写真を交えながら紹介していただきました。
那須農場の歴史や背景を知ることで、参加者それぞれが支援の意義や農場の魅力について改めて考える機会になったと思います。

その歩みを知った上で、卒業生、保護者、子どもたち、そして学園関係者が世代を超えてつながり、共に働き、学び合い、食事を囲み、時間を過ごしました。
そこには、自由学園が長年大切にしてきた教育の姿があり、その魅力を改めて感じる時間となりました。
この内容については、今後改めて特別記事としてご紹介できればと考えております。
次回からは、震災後の農場支援を支えてこられた中心メンバーの皆さまにもお話を伺いながら、那須農場の歩みや支援の歴史を共有していきたいと考えています。
活動報告
- 農場での作業確認と安全確認
柏原農場長から労働内容及び役割分担の報告。
安全に関する注意事項も読み上げました。
今年度から、熱中症対策として各労働箇所にクーラーボックスを用意しました。
保冷剤は熱中症の症状が出た際に、脇の下などに挟んで身体を冷やすことができます。
今回の期間は曇り、または小雨が降り、働きやすい気温の中、作業することができました。

≪今回の労働内容≫
・竹林の伐採
・倒木の撤去
・牛舎
・芋畑
・2番草の収穫
・食事づくり
- 作業前の準備
労働前の集合写真。

まだ元気そうです。各労働に必要な道具を準備して各所に移動です。
- 竹林伐採
4月から6月。採った筍を食べ終える頃、竹は勢いを増して成長し、牧草地に迫り出してきます。
一番奥の竹林を伐採します。
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- さつまいもの苗の植え付け

初等部から自由学園に通った55回生南沢会委員メンバーが、中学生の息子に那須農場を経験させたい、と連れてきてくれました。
2日間、一所懸命労働を共にしてくれました。楽しんでもらえたかな?

小学生が家族と一緒に参加してくれました。
畑だけでなく、牛舎・竹の伐採も手伝ってくれて、大きな戦力になりました。
- 牛舎から放牧地への移動(個体選別)
2日目早朝。初めての放牧地へ向かう牛。
放牧地に入った途端、すでに放牧されていた牛と頭突き合いを始めました。


- 倒木撤去
倒木をチェーンソーでカットして処分します。

- 2番草の収穫ロールの移動
前回から続く牧草の収穫。今回は2番草の収穫です。
とはいえ、那須農場支援の中心メンバーたちは毎週末、そしてゴールデンウィークにも農場に来て収穫を続けていました。
4月の活動報告で紹介した収穫の工程もぜひご覧ください。
さて問題です。このロールベール、何個作り上げたでしょうか?

何と900ロール!
これが牛たちの餌となり、那須農場の酪農を支えています。
- 牛への給餌(ミルク作り・餌やり)
牛の餌やりです。こちらは小学生と中学生に担当してもらいました。
那須農場での労働は不思議なもので、疲れていても子どもたちはいつも笑顔です。


- 食事作り
これは1日目のBBQ準備。

2日間の食事づくりに大変感謝しております!
・1日目夕食『BBQ』
・2日目朝食『スパニッシュオムレツ』
・2日目昼食『鶏モモの甘辛だれ』
栄養満点の食事のおかげで熱中症もなく支援を終えることができました。
- BBQ

今回は参加者に楽しんでいただきたく、豚肉と鶏肉をメインとしたサムギョプサル風BBQを企画。レタスに肉・コチュジャン・サムジャン・ご飯を巻いていただきました。
サムジャンは食事当番の手作りで、早々に完売。チャプチェも大好評。
那須名物、なーさんの焼きそばには行列ができていました。
誕生日のお祝いにJ74の大柳さんの手作りケーキ!ありがとうございます。
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「夏になると気温と虫の問題で実施が難しくなる」と聞き、新米那須担当が不慣れながらも先輩方・委員メンバーに助けられながら実施しました。
反省点も多々あり、リベンジのため、第2回も秋ごろに予定しています。

- 学生によるRO農法の報告
学生のRO農法探求グループと日程が重なったため、2日目の朝食・昼食を共にしました。

せっかくの機会、佐藤史伸先生に簡単な活動報告してもらえたら…と依頼したところ、わざわざプロジェクター持ち込みでRO農法についてレクチャーして下さいました。
雑草を雑草として扱わない、二酸化炭素抑制、非常に興味深い農法について勉強になりました。

感謝

今月も多くの方々のご参加により、無事に支援活動を終えることができました。
卒業生、保護者、子どもたち、そして学園にゆかりのある方々が世代を超えて集い、共に働き、共に食事をし、共に学ぶ、有意義な2日間となりました。
また今回は、「知ること。伝えること。」第1回として、幼方先生に那須農場の歩みについてお話しいただきました。農場の歴史や支援の背景を知ることで、今行っている支援の意味や、自由学園が大切にしてきた教育について改めて考える機会にもなりました。
ご参加いただいた皆さま、そして日頃から那須農場を支えてくださっている皆さまに心より感謝申し上げます。
次回も多くの皆さまと農場でお会いできることを楽しみにしております。

やりたいことを詰め込んだ今回の支援活動。彼らの支えがなければ実現しませんでした。ありがとう
(活動報告:D55 井田)
参加者の声

農場に侵食している竹林の中に入り、おそらくは10m以上もある竹を何本も何本も切り、場所を移動して数メートルの長さに切り分け、枝を打ち、それらをダンプと軽トラに積み込む。この一連の大変な作業を数人で取り組んだ膨大な量の竹と枝葉が、私のいる大きな穴を掘った焼却場所まで運ばれてきて、それをひたすら燃やし続けました。
霧雨も降り、ただでさえ燃えにくい切りたての若い竹は、なかなか勢いよく燃えてはくれません。
何人かに手伝ってもらいながらの作業でしたが、中でも私よりひと回り近く上の先輩お二人の働きは見習うべきものがいくつもありました。いつも多くは語らず、「こうすればいい」ということをまさにその背中から教えてくださっています。憧れます。
新しい仲間も増えました。那須農場は、今日も元気です。




個人的なことですが、誕生日をお祝い頂いたこともとても嬉しく思っております。ありがとうございました。

コツコツやっても農繁期には収穫作業等に全振りになるため、中断を余儀なくされ、なかなか継続して作業することができません。
また竹を切ることはそう難しくないのですが、竹林から竹を運び出すことは人力でしかできないため、人がいない那須農場にとってはかなりハードルが高い作業となります。
今回あれだけの人数で一気に竹を取り除いていただき本当に感謝申し上げます。
あとはコツコツと伐根、地下茎の取り出しを進めていきます。
ありがとうござました。

また参加させていただきます。
6月の活動支援について
次回の活動支援は、2026年6月27日(土)・28日(日)の2日間で実施します。
今後の支援活動予定(2026年度)
2026年度の今後の活動予定は下記の通りです。
6月27日(土)〜28日(日)
7月25日(土)〜26日(日)
8月22日(土)〜23日(日)
9月12日(土)〜13日(日)
10月24日(土)〜25日(日)
11月28日(土)〜29日(日)
12月19日(土)〜20日(日)
1月16日(土)〜17日(日)
3月20日(土)〜21日(日)
各回の詳しい活動内容はこちらをご覧ください。















