4月18日(土)・19日(日)の2日間、男子部55回生、女子部75回生南沢会委員による那須農場支援がスタートしました。
参加者は大人27名、子ども1名。
初日は、毎年恒例となっている「青木農業祭」への参加のため、「青木農業祭」会場と「那須農場」の2班に分かれて活動しました。
青木農業祭
早朝より会場準備を開始。
助っ人メンバーは東京を早朝に出発し、現地入りしました。
「青木祭」に初参加のメンバーも多く、自由学園那須農場の企画である「トラクターライド」に参加する子どもたちの笑顔に触れながら、安全確保のための誘導を行いました。
延べ参加者は約420名以上。運行は60往復ほどに及びました。
- 那須の地で愛され続けるファーガソントラクター『一号機』
このトラクターは、創立者・羽仁吉一が那須に初めて導入した、英国ファーガソン社製トラクターであり、那須農場の象徴的存在です。
那須農場は1941 年(男子部開学の6年後)に開設され、このトラクターは那須地域でも初めて導入されたものとして、現在も「一号機」として大切にされています。


長らく故障したまま保管されていたものを、自由学園の学生たちが中心となって修復した経緯もあり、その様子は映像として残されています。ぜひご覧ください。
こちらは2025年度の「青木祭」の映像(2026年度に向けた告知映像)ですが、トラクターライドの様子もご覧いただけます。
「青木祭」は15時頃に閉会し、その後、那須農場へ戻り合流しました。
那須農場での作業
幹線道路沿いでは枝木の回収作業。
会話も弾みながら、着実に作業が進みます。
前回初参加された大先輩が今回も続けて参加していただきました。

- 修繕作業
農場では日常的な修繕作業も重要な役割です。
今回はベテランメンバーを中心にリヤカーの荷台張替えを実施。
タイヤのパンク修理にはやや苦戦しました。
卒業生、現保護者、お子様が卒業されても支援を続けてくださる方、皆で力を出し合います。

- 放牧地から牛舎への移動(個体選別)
放牧地から対象となる牛を選別し、牛舎へ誘導していきます。

- 季節の作業:タケノコ掘り
この時期ならではの作業として、タケノコ掘りも行いました。
大小さまざまなタケノコを掘り上げ、竹林整備の一助にもなっています。
作業後にいただいたタケノコご飯は格別で、食事当番の皆さまに感謝です。

- ロールベールサイレージ作り
牧草の収穫・飼料化の工程も行われました。



密封された牧草は乳酸発酵し、保存飼料となります。
今回初めて給餌にも関わりましたが、発酵特有の香りが印象的でした。
完成したロールベールは運搬され、保管されます。この作業はまだまだ続きます。
- さつまいも植え付け準備(耕起・畝立て)
来月には植え付けを行います。
カブトムシの大きな幼虫も掘り起こしてしまいました。

- 牛への給餌(ミルク作り・餌やり)
仔牛のミルクも手早く作るベテラン小学生。
給餌の順序も、いろいろご指導いただきました。

- 食事作り
活動を支えてくださる食事当番の存在は欠かせません。




- 活動報告
労働後の食事では、各担当から労働の報告をします。
食事後も、那須農場や自由学園について、いろんなお話を聞かせてもらいました。


感謝
今月も多くの作業を無事に終えることができました。
初参加のメンバーも加わり、それぞれが役割を担いながら支援活動が進められています。
支援への参加、ありがとうございます。
おかげさまで新年度のスタートとして、良い形で活動を始めることができました。
今後も継続的な支援を通じて、那須農場の維持・発展に貢献していきます。
次回、5月は1年の労働の中でも多くの支援が必要な月となります。
皆様のご参加をお待ちしております。
農場でお会いしましょう。

参加者の声


2日目は特に暑くなり大変でしたけど、指示された雑木を全てトラックで運んで、燃やして焼却できたことは、ほんとに良かったと思います。
その合間に、私は3人で、ミスタ・ミセス羽仁のお屋敷の掃除をいたしました。古くて埃だらけのお屋敷でしたが、とても重厚感があり、おふたりが使っていた物品が至るところにあって、とても感動いたしました。このお屋敷を掃除できたことを、「友の会」だった母親がもし生きていたなら、とても喜んでいたと思います。思わぬところで、わたしの家族の原点に触れることができて感謝です。ありがとうございました。

働いた後にみんなで食べればなんでも美味しいですが、農場内のもの、土地のものをいただけることは本当に幸せなことですね。
初参加の「青木農業祭」でのトラクターライドは、地域と自由学園那須農場をつなぐ大事な役割であること、また、ミスタ羽仁が願われた農場についても知る機会となりました。

また新しく来られた方と長年参加している人とでは、色んな壁や溝もあるかと思います。それを埋めていくためにも、ここに集まる感想も機会を見て農場側に共有頂ければと思います。

人数が少ない中、掃除をしていると、助っ人に今年度のリーダーと小学生が来てくれ、餌やりを中心にやってもらい大変助かりました。

「青木祭」会場では、羽仁吉一が農場発展のために導入し、2014年に学生たちの手で再生された、1952年製ファーガソン社製トラクターの活躍に目を奪われました。
“御年74歳”の勇姿を一目見ようと遠方から来場される方も多く、トラクターライドを通じて地域貢献に励む先輩方の姿には脱帽するばかりです。
初日の夕方に農場へ戻り、倒木の片付けを行いました。翌日の2日目は全員揃っての活動となり、芋畑の整備や牛舎での餌やりを行いました。芋畑の整備のおかげで、現在はバッキバキの筋肉痛ですが、牛舎では小学5年生の女の子が立派に指導してくれ、世代を超えた農場の絆に助けられました。歴史を守る場と命を育む場の両方で、自由学園の精神を肌で感じた貴重な体験となりました。
今回参加してくださった皆様、本当にありがとうございました。おかげさまで活気ある充実した2日間を過ごすことができました。

この様な機会を用意してくださり感謝します。ぜひまた参加させてください。

4月の参加は初めてで、過ごしやすい気候かなと思いきや、2日目は気温が上がり早くも熱中症対策が必要だと感じました。
お土産に分けていただいたタケノコは、お食事で出た豚肉との炒め物に。おいしかったです!
50歳間近にして男子部に編入させていただき(笑)、この歳にして同級生ができました!楽しかったです。いつもありがとうございます!
5月の活動支援について
次回の活動支援は、2026年5月23日(土)・24日(日)の2日間で実施します。
今後の支援活動予定(2026年度)
2026年度の今後の活動予定は下記の通りです。
5月23日(土)〜24日(日)
6月27日(土)〜28日(日)
7月25日(土)〜26日(日)
8月22日(土)〜23日(日)
9月12日(土)〜13日(日)
10月24日(土)〜25日(日)
11月28日(土)〜29日(日)
12月19日(土)〜20日(日)
1月16日(土)〜17日(日)
3月20日(土)〜21日(日)
各回の詳しい活動内容はこちらをご覧ください。
